今年で12年目を迎える今回は、「和」をテーマとして色鮮やかな光る「屏風」を製作しました。
道に沿うように配された屏風が、商店街としての華やかさを演出するとともに、美しい歩行空間を作り上げるでしょう。昔は娯楽の場として栄えた大門ですが、大栄座、曙座といった舞台が立ち並んでいた頃の様子を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。



通りに沿うように屏風を配することによって、通りの性質は変化します。
連続する屏風が歩行者を誘導するかのように働き、美しい歩行を演出します。
屏風は商店の外観に重なるように配され、おのおのの商店は普段と違った表情へと変貌します。



<屏風>
この屏風の主な材料は木材です。屏風の中に空間を作り、その内側から表面の絵を照らすようにデザインしました。「和のクリスマス」をイメージした絵が商店街を彩ります。
<座>
こちらも木材を主な材料としています。フレームの内側からすだれを光で照らし、灯りとなって見ても楽しい座としています。



「和のクリスマス」をイメージし屏風表面の絵をデザインしました。昼と夜で異なった表情を見ることができます。
地元幼稚園児が書いたメッセージも展示しました。

■オンマウスで夜の表情が表示されます■
<スケート>
<森の中>