Kato Laboratory

in Mie University

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   Education
建築計画・建築経営工学・設計製図を中心に、各種の講義や演習を担当しています。
また、三重大学の特色である学生参加型授業PBL(Problem Based Learning)やeラーニング環境 Moodle サイトを積極的に活用しています。




加藤教授の担当授業

♢ 学部1年後期 建築計画Ⅰ

住宅・集合住宅の計画と設計についてPBL授業を行っています。   

・ 授業の概要
建築の原点である住宅や集合住宅を中心的素材とし建築計画の理念や方法を論ずる。また、風土との関連、歴史的経緯、及び今日的計画課題の学習を通じて、建築計画に関わる社会の要求を読みとる方法を解説する。そして最後に、住宅以外の建築用途との相互関係を理解することにより、幅広い建築計画に関わる基礎知識を解説する。

・ 学習の目的
居住に係わる問題意識を習得し、問題解決に向けた方法論を学ぶ。

・ 学習の到達目標
建築の原点である住宅や集合住宅を中心に、建築計画に係わる専門的知識、及び問題解決への応用力を習得する。その中で社会の要求とそれを解決する手法を習得する。



♢ 学部2年後期 建築設計製図Ⅱ

住宅設計や夏休みの調査課題を担当   

・ 授業の概要
住宅および比較的小規模な公共的施設の設計演習を行なう。特に、人間と物品の適切な流動をもたらす空間群の機能的相互関係、敷地内での立体の適切な配列、空間と構造体との関係づけの技法などに焦点をあてる。

・ 学習の目的
住宅および比較的小規模な公共的施設の設計について、専門技術の知識、問題解決能力、デザイン能力、及び建築物の担う責任を修得する。また、演習のエスキスや講評会でのプレゼンテーションを通じ、自主的な学習能力、計画的に作品にまとめる能力、他者とのコミュニケーション能力を修得する。

・ 学習の到達目標
住宅および比較的小規模な公共的施設の設計について、専門技術の知識、問題解決能力、デザイン能力、及び建築物の担う責任を修得する。また、演習のエスキスや講評会でのプレゼンテーションを通じ、自主的な学習能力、計画的に作品にまとめる能力、他者とのコミュニケーション能力を修得する。



♢ 学部3年後期 建築設計製図Ⅲ

集合住宅の設計を担当   

・ 授業の概要
中規模の集合的・公共的施設の設計演習を行なう。特に、公共的空間とサービス空間の区分と関係づけ、ブロック・プランニング、ゾーニングなどの総合的な計画技法に焦点をあてると共に、光や風の取り入れや、外部空間の構成など、快適さの創造能力を養う。また、即日設計演習を通じて、限られた時間内で設計をまとめる能力を修得する。

・ 学習の目的
中規模の集合的・公共的施設の設計作品の制作を通して、専門技術を習得する。

・ 学習の到達目標
中規模の集合的・公共的施設の設計について、専門技術の知識、問題解決能力、デザイン能力、及び建築物の担う責任を修得する。また、演習のエスキスや講評会でのプレゼンテーションを通じ、自主的な学習能力、計画的に作品にまとめる能力、他者とのコミュニケーション能力を修得する。



♢ 学部3年後期 建築経営工学Ⅱ

ファシリティマネジメントに関する講義   

・ 授業の概要
ファシリティマネジメント(FM)観点から施設の企画・設計・運用管理に関する全体像を解説し、建物性能評価(BPE)について学ぶことを通して総合性を高める。

・ 学習の目的
学生の能動的な学習によって、課題の解決方法を習得する。計画・設計にあたり直面する課題を深め、自ら解決する提案出来る能力を身につける。

・ 学習の到達目標
新しい国際資格として注目されているファシリティマネジャーの職能について学び、必要な知識や技術を習得・発展する。また、ファシリティマネジメント支援業務の提供者として、建築設計者や都市計画コンサルタントを位置付け、この場合に必要となる職能について学ぶ。



学部3年後期 建築家職能論

日本や海外の建築家制度について   

・ 授業の概要
建築家は医師・弁護士と並んで職能的職業とされる。施主と建設業者の間にあって極めて高い規範が求められる。しかし、一方で建築生産の方法も経済的仕組みも大きく変わろうとしている。わが国と欧米の建築家制度を比較しながら、建築家・建築技術者の役割について解説するとともに、建築技術者や市民の立場からさまざまな話題を提供する。

・ 学習の目的
建築家・建築技術者に期待される社会的責任、さらに建築界における立場などについて学習する。

・ 学習の到達目標
わが国と欧米の建築家制度の学習によって建築家職能に関する知識を修得するとともに、建築家および建築技術者がもつべき倫理的態度について説明できる。



♢ 学部3年後期 建築設計製図Ⅳ

医療福祉関係の複合施設の計画と設計   

・ 授業の概要
大規模な複合的公共建築物の設計演習を行う。特に各機能の影響・関係を考慮した都市空間・地区空間の在り方や、複合したアクティビティの在り方の構想力を修得する。また議論を通しながら、共同で建築形態・地区空間形態を構想する能力を修得する。

・ 学習の目的
大規模な複合的公共建築物施設の設計について学び、基礎的な専門知識やデザイン能力を修得することを目的とする。またエスキスや講評会でのプレゼンテーションを通じ、基礎的なプレゼンテーション能力を修得することを目的とする。

・ 学習の到達目標
大規模な複合的公共建築物施設の設計について学び、専門技術の知識、問題解決能力、デザイン能力及び建築物の担う責任を修得する。またエスキスや講評会でのプレゼンテーションを通じ、自主的な学習能力、計画的に作品にまとめる能力、他者とのプレゼンテーション能力を修得する。



♢ 学部4年 建築英語Ⅱ

米国ドラマ「er」を教材に、TOEIC対策としてヒアリングの強化を図っています。   

・ 授業の概要
建築に関わる各専門領域の文献輪読を通して、建築学に関する専門知識や技術に関する英語の基礎的な専門用語、表現について学習する。また、専門分野の学習に必要な英語の文献調査の方法、文献研究に必要な基礎知識を学ぶ。

・ 学習の目的
専門分野に関する英語表現の修得、英語文献調査の方法等文献研究の基礎知識を修得することによって、コミュニケーション能力を身につけることが目的である。

・ 学習の到達目標
専門分野に関する英語表現の修得、英語文献調査の方法等文献研究の基礎知識を修得することによって、専門的な文献の内容が理解でき、自らの研究内容のアブストラクトを英語表現できるようになる。



♢ 学部4年前期 建築企画設計

ライフワークについて考えることを求める 。   

・ 授業の概要
各専門分野の学習の成果を基礎とし、現代の社会、住環境に対する観察を通して、自ら企画をたてて建築作品を設計する。我々の社会にとっていかなる建築物が存在すべきなのかという考察と提案が要求される。本科目は一連の設計製図をまとめるものである。 合格作品は,本学科主催の建築展を通じて,広く市民に公開する。

・ 学習の目的
一連の設計製図の学習成果をまとめた総合的設計能力、ならびに現代社会が必要としている独創的建築企画を提案能力を獲得することを目的とする。

・ 学習の到達目標
現代の社会,住環境に対する鋭い観察を軸としながら,価値ある提案を含む企画を立案する能力を修得する。これまでの各分野における学習の成果をもとに、企画に基づいて独創的で適切に設計し、計画的に作品にまとめる能力を習得する。市民向けの展示にふさわしい表現手法を修得する。



♢ M1前期 建築都市設計計画演習Ⅰ

学内インターンシップ科目   

・ 授業の概要
学部における「建築企画設計」の経験を踏まえて、各専門分野の学習の成果を基礎とし、現代の社会、住環境に対する観察を通して、自ら企画をたてて建築作品を設計する。我々の社会にとっていかなる建築物が存在すべきなのかという考察と提案が要求される。設計テーマの設定では、長期的には博士前期課程における研究テーマや設計者としてのキャリア、インターンシップの研修テーマ等との整合性を検討する必要がある。さらに、建築学会や建築家協会等が主催する設計競技に応募できる内容が組み込まれていることが望ましい。また、本課題の終了後、別に準備するテーマに沿って即日設計を行う。なお、合格作品は、本専攻主催の建築展を通じて、広く市民に公開する。

・ 学習の目的
建築と生活・行動・社会との関わりを理解し、建築意匠・構法計画に展開・活用できる応用力を習得する。

・ 学習の到達目標
問題意識を反映した設計作品を制作し、建築展での展示を念頭に市民向けの展示にふさわしい表現手法(模型制作やレンダリング、CAD・CG・アニメーション利用等)を修得するとともに、後期の演習Ⅱにおける実施設計レベルの設計内容の準備を行う。 以下の条件に合致する基本設計を、CADデータとして完成させる。 1)実在の敷地(都市計画区域内)に計画されたものであること。 2)延床面積が1,000〜6,000㎡の範囲にあること。 3) 劇場やドーム球場などの大規模施設を設計する場合や、超高層建築物を設計する場合は、低層部(地階~2・3階まで)と基準階の組み合わせるなど適切な表現を行い、上記の面積の上限値を超えてよい。



♢ M1前期 ファシリティマネジメント特論

BIMに関する海外の文献を中心としたPBL授業   

・ 授業の概要
Comprehensive approach on planning, design and management of facilities is discussed from view point of Facility Management. Building Performance Evaluation framework is introduced to enable continuous quality improvement to encompass the design and technical performance of buildings and to contribute to knowledge building in the design and construction industry. English language is used for means of communication and presentations.

・ 学習の目的
To understand the professional role of Facility Manager as emerging international certification and to gain knowledge and skills needed. Also, to learn necessary professional service as architects and urban design consultants to provide supportive functions for Facility Managers.

・ 学習の到達目標
To learn necessary knowledge and skills to succeed in the examination for certified Facility Manager.